フェチを語る前に知っておきたい、嗜好を伝える順番と距離の縮め方

フェチを語る前に知っておきたい、嗜好を伝える順番と距離の縮め方

2025年7月13日 フェチラボ編集部

「自分の嗜好を理解し、受け入れてくれる人と出会いたい」
そんな想いからマッチングを始めたのに、なぜか関係がうまく進まない。プレイの話をすると引かれてしまう…。

それはあなたの嗜好が「重い」わけでも、「特殊」だからでもありません。
うまくいかない理由の多くは、“伝える順序”を間違えていることにあります。

フェチ・嗜好は“関係性の中”で育つもの

自分の性癖やプレイの好み——それをすでに明確に言語化できている人は、実は少数派。
多くの人は、出会いを重ねる中で少しずつ自分の嗜好を知っていきます。

  • 初めは気づいていなかったけど、「こういうのもいいかも」と思った

  • パートナーとの経験の中で、新しい自分を知った

そんなふうに、嗜好は関係性の中で“育つ”ものなのです。

✔︎ フェチラボが大切にしているのは「相性」

私たちフェチラボでは、
「最初から確立された性癖の一致」よりも、
一緒に探っていける相性と信頼関係を大切にしています。

【NG例あり】嗜好の話ばかりする男性がモテない理由

出会ってすぐの段階で、いきなり「こういうプレイがしたい」と伝えてしまう男性がいます。

例)

  • 緊縛がしたい

  • ア◯ルを拡張したい

  • 排泄プレイを試したい

  • パンスト姿が見たい

  • 人形になってほしい

…その気持ちは理解できます。でも、これではうまくいきません。

なぜなら、それは「相手に気持ちを向けていないアプローチ」だからです。

女性は、「今、自分がどう扱われているか」にとても敏感です。
信頼関係がない状態で一方的な要求をされると、「自分を見てくれていない」と感じて心が閉じてしまいます。

好きになった人の嗜好なら、受け入れたいと思えるもの

女性は「この人が好き」と思うことで、相手の嗜好にも少しずつ心を開いていきます。

  • この人が喜ぶなら、してみてもいいかも

  • 一緒に楽しめることを増やしていきたい

  • 特別な人だからこそ、応えたくなる

嗜好を受け入れてもらえるかどうかは、実はプレイの内容よりも、“誰が言ったか”の方が重要だったりするのです。

「嗜好を叶える」には、順序がすべて

では、どうすれば自分の嗜好を受け入れてもらえるような関係になれるのでしょうか?

大切なのは、最初から全部を語ろうとしないこと。
まずは相手のペースに合わせ、少しずつ段階を踏んでいくことがポイントです。

✔︎ 段階的なステップの例

  1. 普通の会話から安心感を築く

  2. 軽めのフェチ要素で反応をみる

  3. 相手がOKを出したら、次のステップへ

  4. 深い嗜好の話は、信頼が強くなってから

たとえば、
「こういう軽いプレイ、興味ある?」といった提案から始めれば、相手の反応を確かめながら進めることができます。

ありがちなNGアプローチとその誤解

多くの男性が陥りがちなのが、「話せば伝わるはず」「嗜好を出せば合う人が見つかる」と考えてしまうこと。

しかし、それは以下のような“誤解”による行動であることが多いです。

  • ❌ 嗜好を語れば女性が興味を持ってくれると思っている

  • ❌ 話せばわかってもらえると信じている

  • ❌ 自分の願望を“交渉”として提示してしまう

「プレイが合うかどうか」ではなく、まずは「人として信頼できるか」。この順序を大切にしましょう。

フェチ&SMでつながる大人のコミュニティ|Mochaのご案内

フェチラボでは単なる出会いの場にとどまらず、価値観や趣味でつながるコミュニティと提携しています。

特に男性にとっては、「なぜうまくいかないのか」「何が女性に響くのか」をコミュニケーションを通して学べる貴重な場所となっています。

  • 一方的なアプローチではなく、関係性を大切にしたい

  • 女性に“理解される男性”になりたい

  • フェチやSMを互いに楽しめる人間関係を築きたい

そう思う方は、ぜひご参加ください。※女性は参加無料です。

Mochaはこちら

 

まとめ|「嗜好を伝える」前に「信頼を育てる」こと

嗜好は、関係性の“結果”として自然と育つもの。
だからこそ、最初に焦ってすべてを伝える必要はありません。

大切なのは、以下の3ステップです:

  • 信頼を築くこと

  • 好意を持ってもらうこと

  • 少しずつ共有し、歩幅を合わせること

あなたの“性癖”は間違っていません。ただ、「どう伝えるか」「いつ伝えるか」を意識するだけで、未来は大きく変わります。

  • この記事を書いた人

フェチラボ編集部

株式会社TIDEが運営するフェチやSMに特化したコラムサイト「フェチラボ」。自社のフェチズムをタブー視しない第三者仲介型マッチングサービス「トビラの会」や「kai meets」での事例を基に、今すぐ活かせる出会いの極意やフェチやSMの正しい知識を発信中。