SMという特別な関係性を築くには、ただの“相性”以上に、信頼・知性・余裕といった“人としての魅力”が欠かせません。
後編では、「会話とLINE」「態度や心構え」といった、内面的な要素を中心に、女性が見ている50のチェックポイントの続きを解説します。
4. 言動がそのまま“人柄の証明書”になる
初対面で交わす会話や、日々のメッセージのやり取りには、その人の人間性がにじみ出ます。特にSMという深いつながりを求める関係では、「この人と話していて安心できるか」が重要な判断材料になります。
自分ばかり喋らず、相手の話を引き出す姿勢が大切
「一方的に自分の話をされ続け、デートが苦痛だった」という意見も。会話はキャッチボールです。
出会った初日にタメ口は避ける
相手が年下でもタメ口は避けた方が無難。心の距離が縮まらないうちは失礼に受け止められます。
相手の話を遮らず、かぶせず、最後まで聞く
女性が話している途中で「分かる!俺もさ〜」と被せる男性は、自己中心的な印象を与えます。
知的でユーモアのある会話ができると好印象
会話の途中でさりげないユーモアを挟んだ男性に「機転が効く男性だと感じた」という声も。
過去の恋愛や愚痴、金銭トラブルなどネガティブ話題は避ける
初対面で「元カノに裏切られて…」という話をされると、「仮にこの人と付き合うと自分もこういった陰口の対象になるのか」と感じます。
出身地や家族に関するデリケートな話題は慎重に
家族構成をしつこく聞かれた女性が、「踏み込みすぎだし、戸籍調査みたいで怖かった」と感じた例もありました。
住まい・仕事・年収・離婚歴など、初対面で根掘り葉掘り聞かない
短時間で詮索されると、「条件で判断してるのかな?」と疑念を抱かれやすくなります。
SMの話題は急がず、信頼構築後にバランス良く
初対面で「緊縛はOK?」「どんなプレイが好き?」など畳み掛けると、「ただの性処理目的かも」と警戒されます。
共感の強要や“見透かした物言い”はNG
「君って本当はMだよね?」と一方的に決めつけられ、女性は「この人、何も分かってないな」とそれ以上のコミュニケーションを諦めたそう。
5. LINEメッセージでも相手の気持ち・ペースに寄り添って
せっかく連絡先交換に漕ぎ着けてもその後のコミュニケーションで、せっかくの出会いを台無しにしてしまうことがあります。仮にSMで主従関係にあろうとも、「相手に無理強いをすれば心の距離が離れてしまうのは当然です。
小刻みな連投やスタンプ連打は控える
連続でLINEが届くことで「通知がストレスになってしまった」という声も。ブロックの対象となります。
意味のない日課メッセ(「おはよう」「おやすみ」だけ)は不要
やり取りが義務のように感じられることも。恋人同士でもない限りは、やめておいた方が無難です。
写真の送りすぎや、擬音スタンプの乱用は避ける
食べ物や空の写真ばかり送られても「返信に困る」「だからなに?」と困惑されます。
デートの確認、感想、発見など"用件+ちょっとした気遣い"が基本
たとえば「今日はありがとう。話してたあの本、調べてみるね」といった一文なら、好印象につながります。
フられた後に“反撃”LINEを送らない
断った後、悔し紛れに女性を見下すようなとメッセージを送ってきた男性に、心底失望したという報告もありました。
既読スルーにしつこく連絡を重ねない
「返信がない=脈なし」「忙しくてそれどころではない」という暗黙のメッセージに気がついてください。
6. 態度と精神的な“余裕”が魅力になる
見た目や会話以上に、女性が敏感に感じ取っているのが「余裕」の有無。焦っていたり、自信のなさを隠そうと無理をしていたりすると、どうしても不自然さが出てしまいます。
相手を下に見る態度、会話でマウントを取る姿勢はすぐ伝わる
男性が自分の仕事の方が優れているといった口ぶりで、見下されたように感じた女性も。自慢はほどほどに。
紳士的で落ち着いた物腰を意識する
ドアをさりげなく開ける、店員に丁寧な対応をする――そうした気遣いは相手の心に残ります。
自信がある=偉そうにする、ではない。謙虚さも重要
いかにも自信満々な男性より、「○○はまだ勉強中で…」と素直に話せる人の方が好感を持たれやすいです。
焦って関係を進めようとしないこと(特にホテルへの誘導は慎重に)
初回デートでホテルの話をされた女性は、「これまでの行動もホテルへのポイント稼ぎかと思い、一気に気持ちが冷めた」とのこと。
女性を“舐め回すように”見るような視線は嫌悪感を持たれる
見た目ではなく“人としての雰囲気”を褒める方が自然で好印象です。
「女って○○だから」など固定観念を押しつけない
「女の人はこれが好きなんでしょ?」などといった発言は、思い込みが激しく視野が狭い印象を与えます。
自分の言動が相手にどう影響するかを想像する“知性”を持つ
約束の時間に遅れるとき、何分遅れるのか・理由・到着予想時間を丁寧に伝えるだけで印象は大きく変わります。
信頼感・安心感・期待感・満足感を生む言動を意識する
「忙しいのに来てくれてありがとう」など配慮の言動があると、女性も気持ちよく過ごせます。
「自分が正しい」という思い込みが強すぎる人は孤立しやすい
「いや、それ違うよ」と女性の意見を否定してばかりいた男性は、2回目のデートにつながりませんでした。当たり前です。
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