「マゾ」と「サブ」はどう違うの?  ──似て非なる、その欲望のかたち

「マゾ」と「サブ」はどう違うの? ──似て非なる、その欲望のかたち

2025年12月24日 フェチラボ編集部

SMの世界に触れていると、「マゾ(M)」という言葉と、「サブ(Sub)」という言葉を目にすることがあります。どちらも「責められる側」「受け身の立場」という点では似ていますが、実はそこにある欲望の根っこや、プレイ中の在り方には、微妙で繊細な違いがあります。

この記事では、「マゾ」と「サブ」の違いをフェティシズム的視点からひも解きながら、自分によりフィットする“受け身”のスタイルを探るヒントをお届けします。

「マゾ」とは?──“痛み”や“羞恥”に快楽を見出すタイプ

「マゾ(M)」とは、肉体的・精神的な痛みや屈辱を受けることに興奮を感じる人のこと。
語源は19世紀の小説家、レオポルド・フォン・ザッヘル=マゾッホの作品に由来しています。

Mの快感のスイッチは、以下のようなポイントにあります。

  • 鞭やスパンキングなど、痛みを伴う刺激

  • 土下座や罵倒、羞恥を与えられるような精神的責め

  • 支配されることにより、自分の意思を手放す“脱力感”

つまり、M性の本質は「痛み・屈辱=快感」と変換される感覚回路にあります。
そこには“快感を得るために耐える”という、どこか修行や試練に近い美学すら存在しています。

「サブ」とは?──“委ねること”に喜びを感じるタイプ

一方、「サブ(Sub)」とは、“サブミッシブ(Submissive)=服従的”の略で、主従関係における「従う側」「委ねる側」のことを指します。

サブの欲望は、以下のようなものに向かいます。

  • 自分の行動や思考を、信頼するドミ(支配者)に委ねる

  • 指示や命令に従うこと、従う“姿勢”そのものに快感を覚える

  • 「認められたい」「愛されたい」という服従を通じた愛情欲求

つまりサブは、「痛みがほしい」というより、「信頼した人に服従したい」「導かれたい」という感覚のほうが近いのです。

「マゾ」と「サブ」の違いを一言でまとめるなら?

同じ“受け身”でも、どこに快楽のスイッチがあるのかが違います。

比較項目 マゾ(M) サブ(Sub)
主な快感 痛み・屈辱 委ねること・従うこと
関係性の重視 責め手よりも“責められる体験” パートナーとの信頼関係
心理的構造 苦痛からの快感変換(マゾヒズム) 支配関係に身を置く安心
プレイの特徴 鞭・羞恥・緊縛など刺激重視 命令・服従・躾などの関係性重視

マゾは“体験”重視、サブは“関係性”重視と覚えるとイメージしやすいかもしれません。

どちらにも属する人もいる

現実には「私は100%マゾです」または「完全にサブです」と言い切れる人ばかりではありません。
Mとサブは地続きで重なる部分も多く、どちらの要素も持っている人も珍しくありません。

  • 「痛みも好きだけど、信頼する人に身を委ねたい」

  • 「羞恥プレイが好きだけど、命令されて従うのもゾクゾクする」

こんなふうに、プレイの中で自分の“受け手としてのフェチ”を育てていく人もたくさんいます。

自分に合ったスタイルを見つけるには?

どちらに興奮するかは、実際に言葉にしたり、体験してみたりする中で徐々に明らかになるものです。
無理に自分を「マゾ」や「サブ」とラベリングする必要はありません。
むしろ、その中間やグラデーションにこそ、あなたらしいフェチの種が眠っていることも。

例えば…

  • 「身体的な責めより、支配関係に萌える → サブ寄り」

  • 「相手の期待に応えたい気持ちが強い → サブの奉仕性」

  • 「痛いことにも興奮するけど、誰にでもされたいわけではない → M+サブの混合型」

こんな風に、自分のフェチの輪郭を少しずつ知っていくのが、SM・フェチの楽しさのひとつです。

まとめ:ラベルではなく“感覚”を大事にしよう

「マゾ」と「サブ」。どちらの言葉にも、自分の欲望を語るためのヒントが隠されています。
でも最も大切なのは、「どんな言葉で呼ばれるか」よりも「自分が何にゾクっとするか」。

この世界に明確な正解はありません。
誰かに従う心地よさも、責められる痛みの悦びも、あなた自身のフェチの形として肯定していいものです。

名前は後からついてくる。
そんなスタンスで、自分らしい“受け身”のあり方を探してみてください。

嗜好で繋がるふたつのSMマッチングサービス

私たちはあなたの“嗜好”や“心のつながり”を大切にする
2つのマッチングサービスを運営しています。

トビラの会は業界実績15年・会員数のべ4,500人以上
パートナーや恋人と長く関係を築きたい方のための、
第三者仲介型SMマッチングサービスです。
嗜好や関係性を丁寧に理解し、安心して出会える環境を提供しています。

\ 既婚者OK! パートナー活を希望するならこちら/

SMやフェチズムで繋がるマッチングサービス「トビラの会」

kai meets(カイミーツ)は独身者(離婚歴を含む)向け、
真剣に恋活・婚活をしたい方にぴったり
第三者仲介型SMマッチングサービスです。
フェチやSMを「個性」として尊重しながら、
心の相性でつながるフェチ恋・フェチ婚をサポートします。

どちらのサービスも、あなたらしい関係性を見つけるための“安全な扉”を開いています。

\ 嗜好で結ばれる恋活・婚活ならこちら /

ココロとカラダの相性を大切にする恋活・婚活マッチング「kai meets」

  • この記事を書いた人

フェチラボ編集部

株式会社TIDEが運営するフェチやSMに特化したコラムサイト「フェチラボ」。自社のフェチズムをタブー視しない第三者仲介型マッチングサービス「トビラの会」や「kai meets」での事例を基に、今すぐ活かせる出会いの極意やフェチやSMの正しい知識を発信中。