S?M?どちらかひとことで言い切れない——フェチの迷子に贈る自己探求マップ

S?M?どちらかひとことで言い切れない——フェチの迷子に贈る自己探求マップ

2025年10月13日 フェチラボ編集部

「ちょっと興味あるかも…」から始まり、「私ってSなの?Mなの?」と性質に迷ってしまうことがよくあります。

人に聞かれて「ドMです!」「S気質かな…」と答えてみたものの、
なんとなくしっくりこなかったり、プレイしてみたら思ったのと違ったり。

そんなとき、「自分は何者か」を知ろうとする気持ちと、
そのラベルに当てはまらないことへのモヤモヤが、同時に押し寄せてくるかもしれません。

性癖に“正解”はない。だからこそ、探求は面白い

私たちの嗜好やフェチは、単純に「SかMか」だけで分けられるものではありません。

  • 指示されるのは好きじゃないけど、痛みにはゾクっとする

  • いじめたいわけじゃないけど、相手の反応を見るのは興奮する

  • 精神的な服従には惹かれるけど、物理的に拘束されるのは苦手

そんなふうに、“S的”“M的”要素が混ざり合っていることは珍しくないのです。

むしろ、多くの人はSとMの間を自由に行き来する「スイッチ」的な存在だったり、
そのどちらでもない「観察者」や「演出家」的な立場に惹かれることもあります。

ラベルよりも、「どんな感覚が好きか」を大切にしてみよう

大事なのは、自分の中にある
「どんなときにゾクっとするか」
「どうされると安心するか、気持ちいいか」
という感覚に目を向けることです。

たとえば…

好きなこと フェチ傾向のヒント
指示されると安心する M(服従・支配欲への共鳴)
相手の反応を見るのが好き S(主導権を握る快感)または演出フェチ
自分の身体が縛られていると落ち着く 緊縛や拘束フェチ(M的要素)
相手にじっくり観察されたい 被視対象フェチ(見られフェチ)
無言の緊張感が好き 精神的SM、D/s関係性フェチ
痛みは嫌いだけど責められる演出は好き ソフトSMや演技的M傾向

このように、「痛いのが好き=M」「叩くのが好き=S」と決めつけず、
どんな“状態”に自分の心や身体が反応するかを観察することが、自分らしいフェチの入り口になります。

「性癖がわからない」は、はじまりのサイン

実は、「自分の性癖がよくわからない」と感じているときこそ、
あなたが“本当に自分に合ったプレイスタイル”を探している、というサインなのかもしれません。

そして、その「わからなさ」にちゃんと向き合おうとしているあなたは、
とても誠実にSM・フェチズムの世界と向き合っているのだと思います。

迷っているなら、まずは“試してみる”ことから

頭で考えるよりも、実際に試してみると、意外な気づきがあることもあります。

たとえば、軽いスパンキングや目隠し、主従関係をテーマにしたロールプレイなど、
ソフトな範囲からフェチを体験できる方法はいくつもあります。

そのときは必ず、「自分がどう感じたか」「無理なく楽しめたか」を確認してください。
その感覚こそが、あなたのフェチを導いてくれる地図になるはずです。

まとめ:ラベルは後からついてくる

「SかMか」を決める必要はありません。
むしろ、“どちらでもない”という在り方も、SMの世界では立派なポジションです。

大切なのは、自分の快感に正直になること。
そして、それを共有できる相手と、少しずつ安心を育てていくこと。

迷っているあなたは、まだ見ぬ自分のフェチに出会う、まさに“旅の途中”にいるのです。

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  • この記事を書いた人

フェチラボ編集部

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