パートナー活の関係で大切な距離感の取り方

文:真柴 渉(トビラの会 カウンセラー)

私たちのマッチングサービスには、恋人を探している人だけでなく、プレイパートナーを求めている人もいます。

いわゆる「パートナー活」と呼ばれる関係です。

この関係は自由度が高い一方で、
距離感を誤るとすれ違いが起きやすい特徴もあります。

パートナー活は「恋愛」とは目的が違う

まず前提として、

パートナー活は

恋愛や結婚を目的としない関係

であることが多いです。

・プレイを楽しむ
・価値観が合う相手と関係を持つ

といった目的が中心になります。

そのため、

関係の“ゴール”がそもそも違う

ということを理解しておく必要があります。

信頼関係は生まれるが、それ=恋愛ではない

プレイパートナーの関係でも、

・信頼
・安心感
・心の距離の近さ

は自然と生まれます。

その中で、

・居心地の良さ
・特別な感覚

を感じることもあります。

ただしここで重要なのは、

それがそのまま恋愛関係を意味するわけではない

という点です。

境界線を越えないことが前提になる場合もある

パートナー活の関係では、

・お互いに他のパートナーがいる
・関係を私生活と切り分けたい

と考えている人も少なくありません。

そのため、

・プライベートに踏み込みすぎない
・相手の生活領域に入りすぎない

といった配慮が必要になります。

「親密さ」の基準は人によって違う

例えば、

・外で腕を組む
・キスをする

こうした行動に対しても、 OKな人とNGな人がはっきり分かれます。

特に、

・人に知られたくない
・関係を分けておきたい

と考えている場合、

こうした行動は強い違和感につながることもあります。

「SMの関係ができた=その先もある」と思わない

パートナー活でよく起きるズレのひとつが、

「ここまで来たなら、もっと関係が深くなるはず」

という期待です。

ですが実際には、

・あくまでプレイパートナー
・それ以上は求めていない

というスタンスの人も多くいます。

そのため、

自分の期待だけで関係を進めようとしないこと

がとても大切です。

大切なのは「関係性の前提を共有すること」

ふたりの関係を無理なく続けるためには、

・どこまでならOKな関係なのか
・何を求めているのか
・どこは踏み込まないのか

を言葉にしておくことが重要です。

曖昧なまま進むと、
どこかでズレが大きくなります。

まとめ

パートナー活の関係では、

・恋愛とは目的が異なる
・信頼があっても恋愛とは限らない
・境界線を尊重する必要がある
・親密さの基準は人それぞれ
・期待を先走らせないことが重要

です。

関係の形は一つではありません。

ただ、

 「お互いがどういう関係を望んでいるのか」

を理解することが、
安心して続けるための前提になります。

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WRITER

真柴 渉トビラの会 カウンセラー

トビラの会 カウンセラー。SM・ドミサブの嗜好を持つ方の面談とご紹介を担当。パートナー成立・ご成婚多数。フェチラボでは、SMやフェチの「なぜ?」を心理の面からやさしく解説しています。安全を最優先に、心の相性を大切にしたご縁づくりをお手伝いしています。